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中国人の性格からありえない?落とした大金が返って来た!中国の良い人良い話

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落とし物の還元率(落とし物が持ち主に帰ってくる割合)

一説によると、日本で落とし物をした場合、持ち主に戻る"返還率"は74%に上ると言われています。

これは諸外国と比べてもかなり高く、紳士の国と言われているイギリスでも14%なのだとか。

中国に至っては"宝くじに当選するよりも低い確率"と言われているようです。

そんな中で中国では珍しい、良い意味で驚くニュースを見つけました。

とある人が落としたパソコン、現金10万元、会社の営業許可証等の貴重品が持ち主に帰って来たそうです。

何故、そんなものを落としたのかと聞いてみたくもなりますが、解決したのは意外にも"人情"でした。

※先に原文を載せています。日本語訳は中国語記事の下に有ります。

 

落とし物持ち主に帰る

新京报讯(记者 张静姝)
今天(4月1日)上午,李先生将一个放有10万元现金的包和笔记本电脑、公司营业执照等证件放在了西城区裕中西里一个单元门口,就开车去往单位
。直到接到民警电话才恍然大悟,这些重要的东西早就被他“丢了”。李先生丢失的十万元现金、电脑以及重要证件。
受访者供图李先生告诉新京报记者:“我太马虎了,把东西放在了单元门口的台阶上,就去挪自行车了,挪完自行车以后一边打着电话一边就开车走了。
中午12点多还没到单位,就接到民警电话问是不是丢了东西,我这才想起来放在楼门口的两个包没拿。幸亏被邻居马占国捡着了。”

据马占国讲,中午下班回到家,看到楼门口有一个布包和一个电脑包,打开一看,里面一厚沓钱。“我估计是哪个邻居丢这儿的,要不不会在单元门口,等了会没人来取。
就送到居委会,正好民警在这里,从包里的资料里找到了失主的联系方式。遇到这种情况,谁捡着都会还的,没什么大不了。”

新京報訊(記者 張静妹)
2019年4月1日午前、李さんは自転車を取りに行く際に10万元(約165万円)とノートパソコンが入ったカバンと、会社の営業許可証を西城区にあるマンションのゲートに置き忘れて出社してしまった。
李さんはその後警察からの電話を受けてようやく自身のしでかした事に気付いた。

李さんは記者の取材に対し

”私は本当にうっかりしていました。
大金とパソコンの入ったカバンと会社の営業許可証を自転車を取りに行くのに邪魔だからと、とりあえずマンション入り口のポーチに置いて自転車を取りに行ったのですが、
その時にかかってきた電話に気を取られてしまい、大金の入ったカバンと重要書類を置き忘れたまま出発してしまったのです。
その後、警察から「何か落し物は無いですか?」との電話でようやくマンションのポーチに置いてあった2つの貴重品を取り忘れた事に気付きました。
見つけてくれたのが近所の馬さんで良かったです。”

と語った。

一方、馬さんの話を聞いてみると

"お昼に仕事から帰ってくるとマンションの入り口に布製のカバンとパソコンを入れるカバンが置いてあるのを見つけました。
中を確認してみると札束が入っており、マンションの入り口の辺りに置いている事から”おそらくご近所さん(李さん)が忘れて行った物に違いない”と考えました。
そうでなければそんな所に置いているはずがないからです。
その後しばらく待ってみても誰も取りに来ないので、居員会へ届けた所丁度警察の方が居たのでカバンの中から落とし主の連絡先を探し出し、
落とし主に連絡をしてもらいました。
私は大した事をしたとは思っていません。
仮に拾ったのが私でなくても同じ結果になったと思います。
誰が拾おうと持ち主に返すのが普通ですから。"

と答えた。

 

中国人の性格を知ればこそ素晴らしい話だが信じ難い

決して私がひねくれている訳ではありません。

中国人の性格からすると、冒頭でも書いている通り、中国では落とし物が返ってくる確率は宝くじに当選するより低いと言うのは確かな事なのです。

ましてや、今回お金や貴重品を拾ったのは中国人男性です。

と言うのも、中国で男性が一番お金を使うのは趣味ではなく交友費です。

しかも、"面子※1"の為に自分から人に奢りたがります。

時には自身の月収と同じか、それを超える金額ですら払おうとするのが中国人男性の"面子"なのです。

それからすると、お金は多ければ多い程良いので、中国人の男性は手持ちのお金を増やす事に積極的です。

 

そんな背景からすると、今回の話も実際に素晴らしい話なのは確かなのですが、中国と言う国を知っている人には信じ難い話でもあります。

だって、繰り返しますが、中国では落とし物が返ってくる確率は宝くじに当選するより低いと言われる国です。

拾ったもので価値のあるものは普通にネコババしますし、換金性の高い物はお金に換える為、持ち主に返そうと考える人は稀です。

 

そんな中、馬さんは10万元の現金を前にしても

”遇到这种情况,谁捡着都会还的,没什么大不了。(直訳:こんな状況に会えば、誰でも拾ったら返すものだ。大し事ではない。)”

と言いきっています。これは本当に凄い事だと思います。

ひねくれた考え方をすれば、流石に日本円にして約165万円の現金となると大事なので第三者に届けたという事かもしれませんが、

身内や仲間には優しい中国人の気質を考えるとあり得る話ではあるとも思えます。

 

どちらにせよ、今回の件について張さんが無事に落とし物を無傷で手にすることが出来たのは、”運が良かったから”の一言に尽きると思います。

今回張さんが運が良かったと思える所は、

・李さんと馬さんが顔見知りのご近所さんだった。

・馬さんが見つけるまで誰もそのかばんを拾わなかった。

・馬さんが届けた先が居員会でたまたま警察官も其処に居た。

・馬さんが良い人だった。

の4点に尽きると思います。

なんせ、日本と違って中国では現金の入った落とし物が見つかる可能性なんてほとんどありませんからね...

会社の営業許可書なんて何に使われるかも分かったものではありませんし...

 

※1日本人にとっての面子とは対面や面目を表しますが、中国人にとっての面子とは、見栄やプライド等の意味が混在していますが、

総じて他人からの評価を上げる為の行動こそが面子を保つことであり、手っ取り早い方法が"奢り"に代表される接待だったりします。

 

 

中国人の性格が悪いわけではない

何も口悪く中国人を悪し様に言いたいわけではありません。

"中国人は性格が悪い"と思われがちですが、中国にだって馬さんのような人は少ないながらも存在します。

ここまで言われるのは、中国人の性格の特徴と言われる"利己的"な個性の強さに寄る所が大きいのかもしれません。

 

ある人の言葉ですが、"去什么国家,都有好人和坏人"これは私が実際に中国で生活していた中で得た考え方です。

これは、どんな国に行こうとも、良い人もいれば悪い人もいる。という意味ですが、

翻って、どんな悪評の高い国でも悪人だけではないし、どんなに評判の良い国でも善人だけが居るわけではない。

という事を表します。

 

日本国内に居ては中々見えてこない他国の事情ですが、ふたを開けてみればそこで生活している人は私達と同じ血の通った人間です。

国民性や、基本となる考え方の違いはありますが"良い人と悪い人"この2つについては大きな違いな無いと思います。

 

 

 

 

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