間違った努力・技術の無駄遣い

リアル宿題ロボ現る!ー中国ー

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宿題ロボット拾いましたと言う本が有ります。

とある少年が道端で研究所から脱走してきたロボットを拾ったら、宿題をしてくれたり少年の色んな問題を解決してくれると言う夢のあるお話です。

ところがこの宿題ロボット、本に出てくる"宿題ロボット"程高性能ではないですが、中国に行けば結構安価な値段で購入できるそうです。

最近はその事がメディアでも取り上げられて凄い事になっているのだとか。

さて、その話題のロボットですが、一体どんなモノなんでしょうか?

 

宿題ロボット現る

冬休みも終わりに近づくと、子供たちが宿題に追われて悲鳴を上げるのは何処の国も変わらない光景ですよね。

そんな中、最近中国のネット通販である物が人気になっているそうです。

その名も文字書きロボット(原題:写字機械人)、通称宿題ロボットです。

本来こんなチートツールはあまり表に出てこない物ですが、今回とある女子中学生から事が露見する事になりました。

事の起こりは2019年の2月でした。

冬休みに入る際に教師が生徒に宿題を出すのは当たり前のことですが、中国ではその量がものすごく多い。

作文や数学の問題集はもとより、単語の暗記等量もさることながら、やる事も多い。

子供達は休みの間、その量に悲鳴をあげながら宿題をこなしていく。それが中国の長期休みの当たり前の事でした。

しかし、ハルピンに住む張さん一家は長期休みを利用しての家族旅行などで時間を使ってしまい、張さんの娘はまだ宿題を終わらせていませんでした。

流石に新学期も迫っている中で、宿題を終えていないのはまずい。

もし宿題を終えずに新学期を迎えれば、自分の娘が教師にどう思われるか容易に想像がつく。

何より親である自分の面子をつぶしてしまう。

それは避けなければいけないと、張さんは娘に2月24日までに宿題を終わらせるように言いつけました。

すると娘は2月13日までのたったの2日で大量に有った国語の書き写しの宿題を終わらせて見せたそうです。

その字は書きこぼしもなければ、書き間違えた後もなく、努力の結果が見て取れると張さんは娘の成長を喜んでいました。

しかし後日、張さんが娘の部屋を掃除中に“写字機械人”と書かれた箱を見つけた所から事態が動き始めます。

見慣れない箱によくわからない機械。

"何故よく分からない物が娘の部屋に有るのだろうか?"

疑問に思い説明書読んでみると、これは筆跡を真似て書き写し等ができる機械であると記載されていました。

そうです。

張さんの娘が終わらせた大量の書き写しの宿題はこの機械をつかって終わらせていたのです。

張さんは即娘を呼び出しどういう事かと問い詰めると、

大量の書き写しの宿題を前に嫌気がさした張さんの娘は、お年玉から800元(日本円で約13,000円)を出してこの機械を購入し、宿題をやらせていたと話したそうです。

しかも早く宿題を終わらせたい為に商品代とは別に30元(日本円で約500円)の速達費も払ったとの事...

話を聞き終えた張さん、娘の成長を喜んだ反動からかその怒りはすさまじく、その場で“写字機械人”なる宿題ロボットを叩き壊したそうです。

お年玉の使い道や努力の方向性にものすごく疑問を持たないでもありませんが、宿題から逃げたい気持ちはよくわかります。

しかしこれは...どうなんでしょうね...?

どちらにせよ、この件は現在中国では結構大事になっているようです。

既にいくつか新聞で報道されたほか、テレビ局に至っては香港でも放送される程拡大しています。

 

宿題ロボットが台頭してくる原因は中国の教育体制に

この宿題ロボットですが、当たり前に非難が殺到しているようです。

勿論、自分で書き取りなどをしなければ字や書き方を覚える事もないですし、自分の為に成らないのは確かです。

しかし、一方で”今の教育体制は詰め込み式が多く、それをさせる為に兎に角宿題が多い。子供がどれだけ宿題を片付けても終わりが見えないし、そもそも子供に合わせた教育をしていない”等の現在の中国の教育体制に対しての批判や問題提起を引き起こしています。

教育に正解は無いと思いますが、学習する意味の主体がどこにあるべきか、中国では今一番熱い議論かもしれません。

 

 

 

 

 

 

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